1型糖尿病の症状

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1型糖尿病の症状



若い人に起こりやすい1型糖尿病
1型糖尿病は、インスリンの分泌が欠乏して絶対量が不足する場合です。一般には、10歳から18歳までの年齢層に起こることが多いため、若年性の糖尿病とも呼ばれます。ですが中高年であっても、比較的穏やかな発病の仕方をするこのタイプの糖尿病も知られています。

1型糖尿病は、風邪のような症状のあと、しばらくしてから尿の量が多くなる、のどが乾く、全身がだるくなるなどの症状で始まることが多く、放置しておくとすぐに重症の状態になり、昏睡を起こします。

ウイルスに感染することなどで発病
このタイプの糖尿病は、次のような原因で起こると考えられています。一節として、まだよく解明されていないある種のウィルス感染が引き金になって、自己免疫反応をひき起こされます。自己免疫反応とは、私たち自身の体の構成成分をあたかも異物として認識してしまい、抗体を作って排除しようとするような状態です。

この自己免疫反応により、すい臓のランゲルハンス島のβ細胞自身に対する抗体がつくられて現象が起き、β細胞が破壊されてインスリンが作られなくなってしまうのです。この自己免疫反応は、遺伝的なものとされ、HLA抗原との関連が強く認められています。

HLA抗原とは、白血球の中の免疫機能を調節する遺伝子です。このHLA抗原の、ある特定の方を持った人に、自己免疫反応が引き起こされると考えられています。なお、こうした自己免疫異常以外の原因で起こった1型糖尿病は、特発性と呼びます。

1型糖尿病の伝染
ウイルス感染が原因というと、1型糖尿病は伝染するのではないかと誤解しがちですが、患者さんから他の人にこの型の糖尿病が直接感染することはありません。ウイルスが人から人に移って糖尿病を引き起こすわけではなく、ウイルス感染はあくまで発病の一つの引き金であって、糖尿病そのものは移るわけではないのです。

1型糖尿病は他の免疫病と合併することが少なくはなく、あらゆる年齢層で発症する可能性があります。ただし、よく発症するのは10歳代と若いのが普通です。