糖尿病の食品交換表 食事療法

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糖尿病の食品交換表 食事療法



糖尿病の食事療法を行うためには、まず次の本を用意しなければなりません。それは、糖尿病食事療法のための食品交換表です。これは様々な食品名ごとに必要なデータを書いた一覧表で、糖尿病の専門家が編集した、食事療法のための最も信頼できる標準テキストです。

糖尿病食事療法のための食品交換表の1番の特徴は、誰もが手軽に、決められた範囲内のエネルギーで、栄養のバランスが良い食事ができるように考案されている点にあります。食品交換用の仕組みや使い方が、ひいては食事療法やり方がご理解いただけると思います。

エネルギーを単位と呼び1単位=80キロカロリー
決められたエネルギー通りに食事をするのは、意外に難しいものです。そこで、食品交換表では、複雑なエネルギー計算をしなくて済むように、エネルギー量をいわば個数に置き換えて計算するように考えられています。つまり、エネルギーのひとまとまりを80キロカロリーと決めて、その個数でエネルギーを勘定するのです。

各食品ごとに1単位分の重量が示されています
食品交換用ではさらに、各食品ごとに1単位当たりの重量を示してあります。この80キロカロリーという一定エネルギー当たりの重量表示は、1日にとるべきエネルギーが決められている食事療法の場合、計算がとても楽なのです。

例えば、ある人の1日の必要なエネルギーが1600キロカロリーだったとします。この場合、1600÷80=20で、20単位分を食べるということになります。

実際に料理を作るときには、この20単位分の様々な食品をバランスよく選び、それぞれの食品に振り分けた単位数分の重量を使えば良いのです。

栄養のバランスが良いとは
次に食品交換表では、栄養のバランスがとれた食事を実行しやすくする工夫が凝らされています。食物に含まれる栄養素は、糖質、たんぱく質、脂質、ビタミン、ミネラルの5種類に大別されます。これらの栄養素をすべて、偏りなく必要な量だけ取ることが栄養のバランスがとれた食事です。

しかし、この栄養バランスの定義通りに食事をするのは、非常にむずかしいことです。なぜなら、食品それぞれによって、含まれている栄養素の種類と量は様々であり、かなり違うからです。しかも、栄養素以外に水分も含まれていて、その割合も食品によって千差万別です。