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血糖値を下げる方法 糖尿病

2011-02-26

血糖コントロール-血糖値を下げる方法
糖尿病治療の目的は、高血糖を改善し、血糖値をできるだけ正常な値に近づけることです。これを血糖コントロールと呼びます血糖コントロールは非常に重要で す。なぜなら血糖値さえ正常に保つことができれば、合併症の危険を減らすことができるからです。つまり、糖尿病の治療は、将来のが合併症を予防することが 目的なのです。

糖尿病の4種類の治療方法
この血糖値コントロールを目的として、現代次の4種類の治療方法があります。食事療法、運動療法、飲み薬療法、インスリン療法がそれです。薬を使う飲み薬療法、インスリン療法はどちらも薬を使うので併せて薬物療法と言います。

これらのなかで基本となるのは、食事療法と運動療法です。2型糖尿病の場合、この二つの治療法をきちんと行なえば、8割近くの患者さんが、ほぼ病気でないと言える状態まで改善できるのではないか、と考えられています。

特に食事療法は、これがうまくいかないと、運動療法が薬物療法を行ってもその効果が発揮されにくくなるため、1番重要となる治療法と言えます。薬物療法と 言うのは、食事療法や運動療法だけでは、どうしても血糖コントロールが出来ない場合に、薬の力を借りて血糖値を下げようとする方法です。

血糖値を下げる具体的な方法
医師の指導に従いながら、患者さん自らの日常生活を彼によって、血糖値をいつもなるべく正常範囲の近くに保ち続けるように努めることです。

ほぼ病気でないと言える状態まで改善できる患者さんとは、まだ血糖値がそれほど高くなく、合併症もなく、したがって日常生活に支障をきたすような症状のない、1型糖尿病以外の患者さんと考えてください。

糖尿病は残念ながら、現在のところ完全に直すことはできません。しかし、血糖値コントロールによって、合併症が出たり進行するの予防することを十分に可能です。つまり、糖尿病では、完治させるのではなく、治った状態を保つために治療を行います。

そのため、生涯治療続ける必要があります。治療をきちんと続けていれば、患者さんは健全な人と変わりなく、様々な活動や仕事もでき、女性であれば出産もできます。

糖尿病の治療と予防

2011-02-26

2型糖尿病の場合、糖尿病とその合併症から身を守るうえで必要なのは、なんといっても予防です。予防とは、まず早期発見することとほぼ同じです。仮に発症 しても、とても軽い初期のうちに発見して、適切な治療を行い定期的に検査をければ、合併症を抑え、治ったのと同じ状態にすることができます。

糖尿病の起こり始めは無症状で、進行している間も自覚症状はほとんどありません。しかし、望ましい早期発見は、実は本来この段階でなければなりません。そこで、自覚症状がなく健康だと感じていても、定期健康診断を毎年受けることが大切です。

最近では、多くの方が集団検診や人間ドックという形で健康チェックを受けるようになり、それが治療の上で大きく貢献しています。しかし、この検診で医師か ら、糖尿病の疑いがあるから精密検査を受けなさいと呼びかけられても、無視して放っておく人も少なくありません。病気から逃れられるせっかくの貴重な酸 素、みすみすのはしているのです。

個人差が大きい糖尿病の病気の経過
自分の糖尿病が、どの病気の時期にあるのかを重要なポイントです。発症して間もない早期7日、発症後10年、あるいは20年も経っているの下では大きな違いです。糖尿病では、発症してからの帰還を常に考慮する必要があります。

合併症の発症や進行は、この帰還と密接な関係があるからです。ただし、遺伝的素因の強さや生活習慣によって、病気の進み具合や進行の速さは違います。対してにあっては、いったん発症するとあっという間に重症となってしまう人もいれば、軽症のももずっと続くと思います。

糖尿病が進行していても治療に励むことが大切です
もし糖尿病の治療の開始が遅れて、糖尿病がかなり進行していたとしても、合併症をできるだけ早く発見し、治療に努めねば、合併症の進行ある程度食い止めて、重症になるのを防ぐことができます。

とはいえ、一般に、自覚症状が出てからでは合併症の治療はかなり難しくなります。自覚症状が出る前の段階でなんとか発見したいものです。

糖尿病の合併症

2011-02-26

糖尿病が恐ろしい理由は、次の四つがあります。ケトン性糖尿病性昏睡を起こします。治療せずに放っておくと、3第合併症が次々と起って来ます。糖尿病の3 第合併症とは、神経障害、網膜症、腎症の三つで、糖尿病の患者さんだけに特に起こりやすい病気で、糖尿病を長期間患っている患者さんにとって重大な問題に なっています。

治療せずに放っておくと、動脈硬化が進みやすくなったり、感染症を起こしやすくなります。インスリン注射や飲み薬で糖尿病治療している患者さんが、インス リン注射液の打ち方や薬の飲み方を間違えると、血糖値が下がりすぎ、ひどくなると低血糖性昏睡に陥ることがあります。死に直結しかねない危険な時代です。

糖尿病でインスリンの作用が広く不足すると、昏睡を起こすことがあります。インスリンの作用が極端に不足すると、エネルギー源として糖質を十分に利用でき なくなります。その代わりに一体何蓄えられた脂肪やタンパク質を分解して使うようになります。脂肪やタンパク質のエネルギーに換えるのにもインスリンの働 きが必要です。

にもかかわらず、やはりその作用が不足するため、途中の分解産物としてケトン体という賛成の物質が生じます。このケトン体は血液中に大量に出て蓄積されます。そして、血液は極端な酸性になります。この二つはともにみられる状態をケトアシドーシスと言います。

尿の中にもケトン体が大量に出ます。血液中の酸素量が低下するため、様々な臓器の働きが低下すると同時に、脳細胞への酸素供給も滞り、やがて意識が薄れて、ついには昏睡状態に陥ってしまうのです。

ケトン性糖尿病性昏睡の原因と症状
発症する原因
1型糖尿病発症しているにもかかわらず、それとは気づかずに放置したままの時。
インスリン量を行っている患者さんが、勝手にインスリン注射をやめてしまったとき。
インスリン療法を行っている患者さんで、インスリン注射の量が適切だったり、間違ってしまったとき。
暴飲暴食で血糖値が上がった時。
精神的ストレスや肉体的疲労で血糖値が上がった時。

症状
ケトアシドーシスの自覚症状として、はじめは尿が沢山出て、非常にのどが渇いて、だるくなってきます。しだいにこれらの症状が強くなっていき、食欲がなくなり、吐き気がしたり、嘔吐をしたりするようになります。

このまま放っておくと、激しい腹痛を起こすこともあります。そのうち意識が朦朧としてきて、深く大きな呼吸をするようになります。そして、ついには昏睡に陥るのです。

2型糖尿病の症状と治療

2011-02-26

患者さんの95%が2型糖尿病
に型糖尿病は、インスリンの出方が悪くて量が不足気味だったり、その作用が低下している場合です。日本人の場合、糖尿病の人のほとんどはこの2型で、単に糖尿病と言ったら、普通この2型糖尿病を指しています。

日本人の2型糖尿病の大多数にみられる特徴は、本来は食後直後に行われるインスリンの分泌が、タイミングが遅れるなど迅速に行われないことです。インスリ ンの効きかたが悪いこともみられることがあります。患者さんによってどちらが目立つかという違いはあるものの、両方の要素があると考えるのが良いのかも知 れません。

生活習慣病として問題な2型糖尿病
一般に、2型糖尿病は、以前との関わりが強いことが知られています。糖尿病の遺伝的原因を持った両親や兄弟姉妹がいると、2型糖尿病の発病率はおよそ3倍以上も高くなります。

ただし、食べ過ぎや運動不足、ストレス、加齢などの原因の影響も大きいことから、中年以降に発病し、肥満している患者さんが多いのが特徴です。このため、生活習慣病として問題になるのも2型糖尿病です。

治療には、食事療法と運動療法、そして飲み薬療法が有効です。これなら治療法を医師の指導に従って、きちんと続ければ、ほとんどの場合それだけ強くなりま す。もっとも、中にはインスリン療法が適している患者さんもいますし、また患者さんの状態によって、一時的にインスリン療法が必要になることもあります。

インスリン抵抗性
細胞のインスリン受容体がうまく働かず、インスリンの作用を受けにくくなったり、受けなかったりすることがあります。インスリンはすい臓から分泌されてい るのに、その効きかたが悪く血糖値が下がらないわけです。この状態をインスリン抵抗性が高いとかインスリン感受性が低いなどと言います。

1.型糖尿病の症状

2011-02-26

若い人に起こりやすい1型糖尿病
1型糖尿病は、インスリンの分泌が欠乏して絶対量が不足する場合です。一般には、10歳から18歳までの年齢層に起こることが多いため、若年性の糖尿病とも呼ばれます。ですが中高年であっても、比較的穏やかな発病の仕方をするこのタイプの糖尿病も知られています。

1型糖尿病は、風邪のような症状のあと、しばらくしてから尿の量が多くなる、のどが乾く、全身がだるくなるなどの症状で始まることが多く、放置しておくとすぐに重症の状態になり、昏睡を起こします。

ウイルスに感染することなどで発病
このタイプの糖尿病は、次のような原因で起こると考えられています。一節として、まだよく解明されていないある種のウィルス感染が引き金になって、自己免 疫反応をひき起こされます。自己免疫反応とは、私たち自身の体の構成成分をあたかも異物として認識してしまい、抗体を作って排除しようとするような状態で す。

この自己免疫反応により、すい臓のランゲルハンス島のβ細胞自身に対する抗体がつくられて現象が起き、β細胞が破壊されてインスリンが作られなくなってしまうのです。この自己免疫反応は、遺伝的なものとされ、HLA抗原との関連が強く認められています。

HLA抗原とは、白血球の中の免疫機能を調節する遺伝子です。このHLA抗原の、ある特定の方を持った人に、自己免疫反応が引き起こされると考えられています。なお、こうした自己免疫異常以外の原因で起こった1型糖尿病は、特発性と呼びます。

1型糖尿病の伝染
ウイルス感染が原因というと、1型糖尿病は伝染するのではないかと誤解しがちですが、患者さんから他の人にこの型の糖尿病が直接感染することはありませ ん。ウイルスが人から人に移って糖尿病を引き起こすわけではなく、ウイルス感染はあくまで発病の一つの引き金であって、糖尿病そのものは移るわけではない のです。

1型糖尿病は他の免疫病と合併することが少なくはなく、あらゆる年齢層で発症する可能性があります。ただし、よく発症するのは10歳代と若いのが普通です。

糖尿病の症状

2011-02-26

一口に糖尿病と言っても、実は様々な種類に分けることができます。広く知られている分類が、原因によって分けると、大きく四つに分けられます。その四つとは、1型糖尿病と、2型糖尿病、それにその他の糖尿病、妊娠糖尿病というものです。

これら四つのタイプの中で問題になるのは、1型糖尿病と2型糖尿病です。特に、日本で糖尿病といった場合、ほとんどは2型をさし、生活習慣病代表する病気の一つになっています。

1型糖尿病の症状
すい臓のランゲルハンス島のデータ細胞が破壊された結果、インスリンの分泌量が絶対的に不足することで起こる

2型糖尿病の症状
インスリンの分泌量が不足したり、分泌のタイミングが遅れたり、インスリン抵抗性のためにインスリンの作用が低下して起こります。原因を特定できません。

特定の原因によるその他の糖尿病
他の病気が原因で起こる二次性糖尿病のほか、遺伝子異常によっておこる糖尿病も含まれる

妊娠糖尿病
妊娠によって引き起こされる糖代謝異常

現在では、糖尿病をはっきりと分類することは実際多くの難しい問題があるため、高血糖を中心とした、ある症状の集まりの形でとらえようとする学者もいます。

特定の原因によるその他の糖尿病の一つに慢性すい炎による糖尿病があります。すい炎とは、様々な原因ですい臓に炎症が起きる病気です。急性と慢性があり、 例えば、アルコールの飲み過ぎなどによって起こります。すい臓に障害が起こるとインスリンの分泌が悪くなり、血糖値もあります。これをすいせい糖尿病とい います。

インスリン抵抗性
インスリンの逆の作用、すなわち血糖値を上げる作用をもつホルモンのことで、グルカゴン、カテコールアミン、成長ホルモン、グルココルチコイド、甲状腺ホ ルモンなどがあります。これなのホルモンは、インスリンの働きを拮抗し、すい臓からブドウ糖血液中に放出させ、血糖値を高くします。なお、血糖値を下げる ホルモンはインスリンしかありません。

糖尿病の原因

2011-02-26

糖尿病は、多くの場合、生まれつき糖尿病になりやすい素質を持っている人は、糖尿病を起こす原因に出会って発病すると考えられています。素質を持っている からといって、必ず発病するわけではありません。糖尿病になりやすいか、なりにくいかといった程度の問題です。ただ、親戚や肉親に糖尿病の人がいると、よ り発病の確立は高くなります。

実は素質より、むしろ原因の方が大きな問題です。多くの場合、たとえ素質があったとしても、糖尿病の原因さえなければ発病しにくいと考えられるからです。 特に2型糖尿病の場合には、近頃、糖尿病の原因の方の比重が高まる傾向にあります。ここで代表的な原因を挙げて説明しておきましょう。

肥満
最も多い原因です。肥満するど体脂肪がふえ、脂肪細胞から分泌される生理活性物質の作用によってインスリンの作用が低下します。このため普通の一人、すい 臓からインスリンが多く分泌される必要があります。それが長時間続くと、すい臓は働きすぎて疲れてしまい、最後にはインスリンをあまり分泌しなくなってし まうのです。

過食
過食によって血液中のブドウ糖が急激に出ると、すい臓はこれで見合ったインスリンを懸命に分泌して血糖値を正常に保とうとします。すい臓にインスリン分泌 能力が十分あれば対応でき高血糖にはなりませんが、分泌能力が十分でないと対応しきれず、高血糖状態が現れます。高血糖が続くと、すい臓のベータ細胞がド ンドン壊れ、インスリンを分泌する働きが次第に低下してきます。

ストレス
体にストレスがかかったり、大きな精神的ストレスを受けたりすると、いずれの作用を弱める働きをもつホルモンを分泌されます。このため、血糖値の上昇をもたらして、糖尿病発症を促進してしまうのです。こうしたホルモンをインスリン抵抗性ホルモンと言います。

妊娠
妊娠中は、胎盤から分泌されるホルモンが、インスリンの働きを妨げるため、糖尿病を起こしやすくなります。出産すると、健康体に戻ることもあれば戻らないこともあります。妊娠を繰り返すと、糖尿病になりやすくなることも知られています。

加齢
年をとるにつれて、体内での糖質の利用が悪くなると同時に、細胞が老化して膵臓の働きが弱くなるなど、体全体の機能が低下します。このために、血糖値、特に食後の血糖値が下がりにくくなります。

糖尿病の初期症状

2011-02-26

糖尿病の初期症状とは、インスリンの作用が不足して起こる病気です。インスリンの作用が不足するため、同党は利用されにくくなり、体内にだぶついて血液中 にたまります。当然、血糖値は高くなり、その状態が慢性的に続くことになります。この状態を高血糖と言います。これが糖尿病の本質です。

糖尿病というと、その名称から、とにかく尿の中に糖が出る病気と思われがちです。確かに、寮にブドウ糖が漏れ出すこともあります。しかし、その出方は患者 さんにはってまちまちで、中には全く出ない人もいます。このため、正しくは高血糖が糖尿病の本質とみなされているのです。

高血糖が体をむしばむ−糖尿病の初期症状
高血糖の状態が何年も続くと、体内のブドウ糖をエネルギーに変えるなどの働きが悪くなり、また、たんぱく質や脂質の利用も悪くなっていきます。さらに、そうした代謝異常による影響は体中の欠陥や神経にも及び、異常をもたらします。

こうして最終的には、全身のいろいろな臓器の働きが低下してしまうのです。このため、糖尿病は単に血糖値が高くなる病気としてとらえるだけでなく、高血糖をきっかけにして全身を蝕む全身病と考える必要があります。

インスリンの働き
インスリンは、糖質ばかりでなく、たんぱく質や脂質が体の中でうまく利用されるための大変重要な働きを担っています。

健康な人の血糖値
健康な人であれば、血糖値は70〜100�/リットルくらいの間で変動し、ほぼその範囲内で一定レベルに調節されています。

糖尿病とインシュリン(インスリン)の作用

2011-02-26

インスリンは血糖値を下げる
血糖値が正常より高くなると、インスリンというホルモンは血糖値を下げる働きをします。インスリンは、胃の後ろ側にあるすい臓とい臓器から分泌されます。 すい臓には、ランゲルハンス島という特別な細胞の集まりがあって、この細胞集団の中でもベータ細胞という細胞がインスリンを作ったり、貯蔵したりしていま す。

元から、このインスリンは、ブドウ糖をエネルギーに帰る働きを持っているホルモンです。ですから、血液中のインスリンは、ブドウ糖が筋肉の細胞などでエネルギーとして使われるの助ける働きがあります。

また、脂肪組織の中でも、ブドウ糖を脂肪につくりかえたり、蓄えられている脂肪が分解されるのを抑えたりします。これらインスリンの働きのいずれもが、血液中のブドウ糖を減らすことにつながり、血糖値が下がるという訳です。

インスリンの作用が不足する三つの理由
・インスリンの絶対量が不足する
すい臓のランゲルハンス島のデータ細胞でインスリンを分泌する能力がなくなってしまう場合です。

・インスリンは作られているが、その分泌が遅れがちだったり、分泌量が少ない
本来、食事をすると食事量にあったインスリンがすぐに分泌されるのですが、それが遅れがちになったり、量が不足気味になったりする場合です。

・インスリンは十分に分泌されているが、その作用が正常に行われていない
インスリンは細胞の中にブドウ糖を送り込む働きをしますが、インスリンの力だけでは不十分で、インスリンを利用する細胞の側にもインスリン受容体という協力者を必要とします。

ところが、インスリンとこの受容体との協力がうまくいかなかったり、協力関係ができても、ブドウ糖細胞内に運び込むという機能へのシグナル伝達が異常だったりすると、細胞は相対的にインスリンの作用を受けにくくなることがあるのです。

このため、インスリンをたくさん分泌されていても、ブドウ糖細胞の外側から内側へと運び込む輸送力が追いつかず、その結果、血糖値が下がってしまう場合があります。

糖尿病の予備軍

2011-02-26

糖尿病をわずらっている人が非常に多くいます
現在、糖尿病予備軍の人たちは非常に多くいます。その上、その数は年々増える傾向にあります。日本での糖尿病の患者数は、およそ740万人と推定されています。

40歳以上の成人についてだけ見てみると、糖尿病の患者さんの割合は約9人に一人にもなり、高血圧に次いで患者さんの多い病気です。どこでもよく見かけたり、話に聞いたりする病気だということです。

糖尿病は生活習慣病であり、現代病です
これほど患者さんが増えた最大の原因は、私たちの生活が大きく変化したこと、なかでも、食生活が豊かになり、欧米化したことになります。肉を中心とした脂 肪分の多い食品や、エネルギーが高く吸収の良い食品を大量にとるようになったことが、糖尿病の急増に深く関わっているのです。

また、自動車の普及による運動不足も大きな原因です。さらに、社会生活上のストレスの増加も大きく影響しています。アルコール飲料飲む機会が増えたことも、原因の一つにあげられるでしょう。

考えてみると、これらの原因は、どれもが、大人の生活の中に潜んでいるものばかりです。と同時に、じつは高血圧や高脂血症など、他の生活習慣病の要因とも共通して言えるのです。

厚生労働省の糖尿病実態調査によると、糖尿病が強く疑われる人は全国で740万人で、糖尿病の可能性を否定できない人を合わせると1620万人と推計されています。これは成人の約6.3人に一人に相当します。

ブドウ糖
ものを持ち上げたり、走ったりという私たちの活動には、エネルギーが欠かせません。しかし、こうした活動だけでなく、血液が体内を循環し、議長が働き、新 しい物質が合成される、といったことなどにもエネルギーが必要になります。このエネルギーを得るために、私たちは食べ物食べます。

食べ物には、3大栄養素と言われる糖質、たんぱく質、脂質などが含まれています。たんぱく質は、私たちの体を形づくる細胞を構成する物質の材料になるだけ でなく、エネルギー源にもなります。また脂質もエネルギーになります。しかし、主なエネルギーは実は糖質に依存しています。

そして、実際にエネルギー源になるのは、糖質の中でもブドウ糖が中心で、糖尿病の方とは、ブドウ糖のことを指します。このブドウ糖は、主食として食べた御飯やパン、めん類などが胃や腸などで分解されてできます。

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