‘糖尿病の検査−診断・治療’

インスリン検査 糖尿病

2011-02-27

インスリン検査は、すい臓から分泌されるインスリンの量やどのように分泌されるかを調べるために、血液中のインスリンの濃度を図る検査です。インスリンは本来、血液中にブドウ糖は増えるとすい臓のデータ細胞が指摘されて血液中に分泌されます。

このため、健康な人の場合、血中インスリン値は、血糖値の変化とほぼ並行して上映します。例えば食後に血糖値が上がると、すぐインスリンが分泌されて血中インスリン値が上がり、血糖が下がってくると、同時に血中インスリン値も下がっていきます。

ところが、糖尿病の人では、結党の上昇に応じたインスリンの分泌が行われなかったり、迅速に分泌されなかったりします。当然、血中インスリン値も上がりにくかったり、迅速に変わらなかったりします。これは、2型糖尿病の特徴であるとされています。

つまり、インスリン検査によって、どのようなタイプの糖尿病買おう判断する資料にでき、医師が治療方針を立てるうえで役に立ちます。

インスリン検査は、必ず行われる検査と言うわけではありません。ブドウ糖負荷試験の時同時に測定することが多くなっています。

糖尿病の合併症を調べる検査
眼底検査
糖尿病と診断されると、患者さんは直ちに眼底検査を受けなければなりません。糖尿病がどんなに辛くても、そのままにしておいたり、気づかずに過ごしている と、やがて全身の毛細血管に少しずつ障害が出てきます。この血管の障害として、早い段階から現れるのは初期の網膜症です。

しかも、網膜は肉眼で直接に結果を見ることができる唯一の場所でもあります。このため、眼底検査によって網膜を観察し、病変の有無を調べる訳です。

神経伝導測定検査
これは、運動神経と知覚神経の中を電気CDが伝わる速さを調べる検査で、糖尿病が進行しているほどこの速さが遅くなっていきます。

皮膚の知覚テスト
皮膚を筆で撫でたり、針で触れて仕上げます。神経障害を起こしていると、知覚が麻痺して何も感じません。

ブドウ糖負荷試験検査とは

2011-02-27

ブドウ糖負荷試験は、糖尿病かどうかを診断するための手段です。血糖値の時間の経過による変化を観察し、判定の基準を当てはめて、糖尿病かどうかを調べます。

方法ですが、患者さんは最低10時間は何もたべないで病院に行き、空腹時血糖値を図るために採血した後、水に溶かした75グラムのブドウ糖を飲み、30分 か一時間ごとに、2〜3時間後までの血糖値を図ってもらいます。どんなブドウ糖は超から吸収され、血糖値は急激に上がります。

しかし、そのうちブドウ糖は体内で利用されるので血糖値は下がり始めます。健康な人の場合、すぐに血糖値は下がって2〜3時間後には90〜100mg/dl位に落ち着いているはずです。

ところが、糖尿病になるとこうした形にはなれにくく、高い値が続きやすくなります。ブドウ糖負荷試験検査では、空腹時の血糖値が126mg/dl以上、もしくは2時間後の血糖値が200mgデシリットル以上の場合に、糖尿病のパターンだと判定されます。

ただし、糖尿病であるとの確定的な診断は、この検査のデータだけではなく、この後も様々な検査のデータをもとに、あくまで医師の総合的な判断によって行われます。

境界型と判定されることもある−糖尿病
ブドウ糖負荷試験検査では、境界型と判定されることがあります。境界型とは、糖尿病とはいえないけれども正常とも言えない、境目にある人の場合です。あくまで検査場のパターンを示す表現であって、厳密な意味での病気を表す言葉ではありません。

境界型には、その後糖尿病になる人と、食後に注意し運動を心がければ血糖値が正常な範囲に戻る人、それに境界型で一生続く人とさまざまです。

放っておくと将来糖尿病になるのは、境界型の人の5〜20%ぐらいだと言われています。こういう人は、できるだけ糖尿病の人に準じた食事や運動するように、医師から指示されるはずです。

血糖測定検査とは

2011-02-27

血液を採取して血糖値を図るのが血糖測定検査です。血糖値は、糖尿病の診断をするための大きな手がかりです。また、定期検査で医師が治療効果を見る時に、必ず使われる重要なデータです。

特にインスリン療法を行っている患者さんは、医師の指導のもとであれば、自宅で簡単に血糖値を測れる血糖測定器を購入して、それを使っていても自分で測ることができます。

血糖値は、食前と食後では大きく違います。食後に上がり、食前など空腹時に下がりやすくなります。健康な人の場合、食事をして上がって血糖値は、2時間ほどで食事の前の値に戻ります。

一般に、糖尿病かどうかや、血糖値コントロールの良し悪しを知るには、空腹時の血糖症わかります。これを空腹時血糖値と言い、健康で正常な人では、朝の空腹時血糖値は70〜100mg/dlくらいです。

もし空腹時血糖値が126mg/dlを超えることが何回も繰り返されて、慢性的にこう血糖状態がある場合には、経済的な状況がない限り、糖尿病と診断され ます。また、測定する時刻を特別に決めないで、ある時測った血糖値が、200mg/dlを超えていれば、糖尿病の疑いがかなり強くなります。

しかし、糖尿病を疑われるとしても、1回の血糖測定検査だけでは、直ちに糖尿病と診断されるとは限りません。空腹時血糖値が126mg/dl以下であっても、食後に血糖値が異常に高くなり、それが続くこともあります。

そうした場合、食後と似た条件を作って、診断を下す必要があります。そのため普通は、ブドウ糖負荷試験と呼ばれる検査が行われます。

血糖値は、健康な人では食後最も高くなるときでも180mg/dl以上にはならないように調節されています。ところは、糖尿病の場合、この値が、すでに100mg/dlとか250mg/dlとかに上がり、しかも食後2時間以上たっても、この高い値が続きます。

血糖値検査は繰り返すこともある。
症状の程度にもよりますが、一回の血糖値の検査では診断が確定しないことがあり、そのような場合には血糖検査を繰り返すことがあります。

糖尿病の検査

2011-02-27

一般の健康診断で糖尿病の可能性があると判定されると、医師に確かな診断をしてもらうために、いろいろな検査を受けたければなりません。これらの検査によって得られたデータをもとに、医師が総合的に判断して、糖尿病の診断を下します。

糖尿病と診断されると、糖尿病の状態や、合併症があるかどうか、どの程度かを調べるために、患者さんは必要に応じてさらに眼底検査や尿蛋白検査、心電図検査、血圧検査などの検査を受けます。これらの検査結果をもとに、医師は治療方針を決めて、指導を行います。

治療を始めると、医師は血糖コントロールの状態と合併症の進行が好つかみ、検討の上対策を立てるために、繰り返しの定期検査を必要とします。1カ月ごとの血液生化学検査、尿検査、神経学的検査、眼科的検査などの定期検査です。

初診の検査で、糖尿病と判断し切れないときは、医師は4〜5カ月ごとに定期的に経過を見て判断することもあります。定期検査をどのくらいの感覚で受けるか は、病気の状態によってそれぞれ違います。週1回のこともあれば、3ヶ月に1回のこともあります。主治医の指示に従って、必ず受けるようにしましょう。

初診であれ定期検査であれ診察の際には、まず医師から問診を受けます。この問診は、無尿病かどうか、糖尿病であればどれほど進んでいるかなど医師が判断する上で大切な情報となるため、入念に行われます。

例えば、自覚症状があるかどうか、どんなときにどんな症状があるかに始まって、これまでの病歴や体重変化、さらには家族構成や血縁者の病気、特に糖尿病に かかっている人が入るかどうかなど、患者さんにとってはこんなことまで聞いて糖尿病の何と関係あるのだろうか?と思われるほどです。

糖尿病は、病気が発症や経過に、患者さんの日常生活の習慣、たとえば食事や運動、睡眠などが大きく影響します。しかも、症状は人によって違います。そこで、医師がその患者さんにふさわしい適格な治療方針を決めるために、生活習慣について詳しい問診を行うのです。

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