‘糖尿病の検査’
糖尿病の検査
一般の健康診断で糖尿病の可能性があると判定されると、医師に確かな診断をしてもらうために、いろいろな検査を受けたければなりません。これらの検査によって得られたデータをもとに、医師が総合的に判断して、糖尿病の診断を下します。
糖尿病と診断されると、糖尿病の状態や、合併症があるかどうか、どの程度かを調べるために、患者さんは必要に応じてさらに眼底検査や尿蛋白検査、心電図検査、血圧検査などの検査を受けます。これらの検査結果をもとに、医師は治療方針を決めて、指導を行います。
治療を始めると、医師は血糖コントロールの状態と合併症の進行が好つかみ、検討の上対策を立てるために、繰り返しの定期検査を必要とします。1カ月ごとの血液生化学検査、尿検査、神経学的検査、眼科的検査などの定期検査です。
初診の検査で、糖尿病と判断し切れないときは、医師は4〜5カ月ごとに定期的に経過を見て判断することもあります。定期検査をどのくらいの感覚で受けるか は、病気の状態によってそれぞれ違います。週1回のこともあれば、3ヶ月に1回のこともあります。主治医の指示に従って、必ず受けるようにしましょう。
初診であれ定期検査であれ診察の際には、まず医師から問診を受けます。この問診は、無尿病かどうか、糖尿病であればどれほど進んでいるかなど医師が判断する上で大切な情報となるため、入念に行われます。
例えば、自覚症状があるかどうか、どんなときにどんな症状があるかに始まって、これまでの病歴や体重変化、さらには家族構成や血縁者の病気、特に糖尿病に かかっている人が入るかどうかなど、患者さんにとってはこんなことまで聞いて糖尿病の何と関係あるのだろうか?と思われるほどです。
糖尿病は、病気が発症や経過に、患者さんの日常生活の習慣、たとえば食事や運動、睡眠などが大きく影響します。しかも、症状は人によって違います。そこで、医師がその患者さんにふさわしい適格な治療方針を決めるために、生活習慣について詳しい問診を行うのです。